Japan Hobby Show

キルトおぶはーと
(エリア:The Quilt 2024(展示・販売・ワークショップスペース))

The Quilt 2024では、パッチワークキルトの魅力を楽しんでいただけるよう
テーマは「赤毛のアン」にしました。
鷲沢玲子とキルトおぶはーとで、物語のプリンス・エドワード島を舞台に
キルトや布で表現した「赤毛のアン」の世界をお楽しみください。

カナダ東海岸の美しい島プリンス・エドワード島。物語は、この島で農業を営むマシュウと
マリラという独身の老兄妹が、孤児院から農業の手助けになる男の子を引き取ろうと考え、
行き違いから、赤毛でやせっぽちの11歳の女の子アン・シャーリーを引き取るところから
始まります。
アンは、数々の失敗や事件を引き起こしながらも、持ち前の明るさとウィットで切り抜け、
やがて老兄妹や周囲の人々の心を豊かにしていきます。
この美しい島に生まれた作者のモンゴメリは、単に”魅力的な少女の成長物語”だけでなく、
当時の島の人々の暮らしを生き生きと描いています。
パッチワークキルトの話題もしばしば登場します。
島では、今も女性たちのキルト作りが盛んです。
モンゴメリも少女時代に作ったクレイジーキルトやベッドスプレッドなど
ニードルワークの作品を多く残しています。
今回は、プリンス・エドワード島に作られている、美しい緑に囲まれた物語の
舞台グリーン・ゲイブルズ(アンの家)を会場に、ミニチュアで再現しています。

「赤毛のアン」への想い
私にとって「赤毛のアン」は幼いときから、何度も読み返してきた大切な本です。
主人公のアンが、島の豊かな自然と暮らしの中で、友達との友情、村人とのやりとり、
マリラやマシュウと絆が生まれ家族になっていく様子など、読むたびに新しい感動と
発見がありました。
「何があっても希望を失わない」
「偶然の積み重ねで、その人の人生が導かれる。」という
アンの物語に同感しながら、日常を過ごしています。
物語の中のアンが
・・・「あたし、つぎものって好きじゃないわ」
といい、赤や白の菱形の布をうずたかく積んだ前で
「つぎものにはちっとも想像の余地がないもの」・・・
というくだりがあります。
読んだ当時の幼い私は「つぎもの」ってなんだろうという疑問が残りましたが、
その「つぎもの」は実はパッチワークのことだとわかったとき、
私はアンとは違いパッチワークは大好きだと思いました。
それから50年パッチワークをつくり続けています。
はてしなく想像力をかりたてられる世界です。
今、アンに会えたら、パッチワークの楽しさを教えてあげたいくらいです。
長い時間をかけてつくるパッチワークキルトは、自由自在に自己を表現できるものです。
今回、布を素材に、私たちの持っているテクニックを使い、
仲間たちとアンの世界を空想しながら、自分たちの「アン」への想いを
それぞれの作品にしてみました。
見てくださる方々と「アン」への想いが共感できたらと願っています。
       
                          鷲沢 玲子

Shopではパッチワークキルトに必要な布、
キルトおぶはーとオリジナルのキットなど
多数取り揃えて皆様をお待ちしております。
「赤毛のアン」のコーナーにも飾ってある、チューリップを
組立てるだけですぐ出来るキットにしております。
※花も縫え、葉っぱも縫ってある材料をセットしてあります。
ショップに来てくださった方に、随時ご指導いたします。
楽しみながら、皆様とお会いできることをワクワクしてお持ちしております。
鷲沢も会期中おりますので、お声がけください。

◆取扱商品カテゴリー

  • ソーイング

ワークショップ開催情報

※画像をクリックすると
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チューリップ

チューリップの葉と花は縫ってあるので、組み立てるだけで仕上がります。

取扱商品カテゴリー

  • ソーイング
開催日時
25日 10時30分〜16時30分(当日受付)
26日 10時30分〜16時30分(当日受付)
27日 10時30分〜16時30分(当日受付)
定員 随時受付(一回の定員:6名、合計人数:42名)
料金 1,200円(税込)
対象年齢 10歳以上
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